鷹巣堂村(読み)たかすどうむら

日本歴史地名大系 「鷹巣堂村」の解説

鷹巣堂村
たかすどうむら

[現在地名]東和町鷹巣堂

小友おとも村の南に位置し、北上高地西辺の丘陵に立地。鷹角堂たかつどう村とも書かれた。正保国絵図に鷹巣堂村六八石余とある。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付では蔵入高四一石余、七ヵ年平均の免は三ツ二分三厘。元禄十郡郷帳による〆高は田方一八〇石余・畑方五九石余。元文三年(一七三八)の給人書上に葛西正兵衛がみえる。「邦内郷村志」に鷹角堂村とみえ蔵分三八石余・給分二〇〇石余、家数三七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android