日本歴史地名大系 「鹿島天足別神社」の解説 鹿島天足別神社かしまあまたりわけじんじや 宮城県:黒川郡富谷町大亀村鹿島天足別神社[現在地名]富谷町大亀 和合田現大和(たいわ)町との境に近い標高約一一〇メートルの大亀(おおがめ)山山頂付近の平地に祀られる。東の谷間に古官道が通り、北行して駒場(こまば)(現大衡村)の須岐(すき)神社へ通じる。大亀明神宮・岩下(いわした)明神とも称された。祭神は武甕槌命・経津主命。「延喜式」神名帳黒川郡四座のうちの「鹿嶋天足別(カシマアマノタリワケノ)神社」に比定される。なお同神名帳曰理(わたり)郡四座のうちに「鹿(かし)嶋天足和気(あまのたりわけの)神社」が載り、現亘理郡亘理町の逢隈鹿島(おうくまかしま)の地にある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by