日本歴史地名大系 「富谷町」の解説 富谷町とみやまち 宮城県:黒川郡富谷町面積:四九・五三平方キロ郡の南部丘陵地帯を占める。東・北・西の三方を大和(たいわ)町に囲まれ、南は泉市に接する。地形は、概して南方に高く明石の鍋(あかいしのなべ)山(一三一・三メートル)、大亀(おおがめ)の大亀山(約一一〇メートル)が目立つ。他は三〇―四〇メートルの平坦性の丘陵が起伏する。河川はおおむね南部の丘陵地帯に源を発している。西(にし)川の支流は、西部が熊谷(くまがい)・大清水(おおしみず)、南部が穀田(こくだ)・西成田(にしなりた)・明石・石積(いしづもり)・大亀などの渓流の水を集めて大童(おおわら)地区で落合い、北流して大和町で吉田川に合流する。また北部の一(いち)ノ関(せき)・二ノ関・三ノ関地区には竹林(たけばやし)川が流れ、大和町宮床(みやとこ)方面からの宮床川の水を合せて吉田川に合流する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by