鹿賀村(読み)しかがむら

日本歴史地名大系 「鹿賀村」の解説

鹿賀村
しかがむら

[現在地名]桜江町鹿賀

わたり村の東、江川中流域左岸に位置。同川の湾曲部内側に形成された三日月形の氾濫原上を北流してきた支流鹿賀川が江川合流地付近に扇状地を造成している。集落は山麓斜面に石垣を築き街村の形態をとる。元和五年(一六一九)の古田領郷帳に村名がみえ、高七八石余、年貢高は田方一五石余・畑方三二石余。同年の古田領小物成帳では鑪役銀三〇目。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android