麓山神社(読み)はやまじんじや

日本歴史地名大系 「麓山神社」の解説

麓山神社
はやまじんじや

[現在地名]猪苗代町関都

関脇せきわき集落南東の山上に鎮座する。羽山祇命を祀り、旧村社。猪苗代地方の麓山信仰の総社的存在で、かつて各村で行われていたお籠りや火剣などの麓山神事の終了時には当社に参拝報告を行った。「会津旧事雑考」によると、永保元年(一〇八一)猪苗代ひがし山麓の麓山権現が猪苗代湖の巌上に現れ、これを祝子権太夫が東山の頂に勧請、後年関脇村に遷座したという。また「社寺明細帳」によると、大同元年(八〇六)当地の領主関参河守藤原重光の守護神であった麓山権現を同氏居館岩館いわたて山へ土屋権太夫利胤が勧請したのが始まりという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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