麺棒(読み)メンボウ

精選版 日本国語大辞典 「麺棒」の意味・読み・例文・類語

めん‐ぼう【麺棒・麪棒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うどん、そばなどを作る時、こねた粉を押し延ばすのに用いる棒。むぎおし。むぎおすき。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「麺棒で延した蕎麦の様に」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉六)
  3. 雪駄などの緒と表との間に差し込み、転々させて、表を滑らかにし、また、反りをつけるのに用いる丸棒
    1. [初出の実例]「めん棒を出すと雪駄やしあけなり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和五(1768)松四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む