麺棒(読み)メンボウ

デジタル大辞泉 「麺棒」の意味・読み・例文・類語

めん‐ぼう【麺棒/×麪棒】

うどんそばをうつときに、のし板の上でこねた生地を押しのばすのに使う細長い丸い棒。麦押し。麦押す木。

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精選版 日本国語大辞典 「麺棒」の意味・読み・例文・類語

めん‐ぼう【麺棒・麪棒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うどん、そばなどを作る時、こねた粉を押し延ばすのに用いる棒。むぎおし。むぎおすき。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「麺棒で延した蕎麦の様に」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉六)
  3. 雪駄などの緒と表との間に差し込み、転々させて、表を滑らかにし、また、反りをつけるのに用いる丸棒
    1. [初出の実例]「めん棒を出すと雪駄やしあけなり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐明和五(1768)松四)

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食器・調理器具がわかる辞典 「麺棒」の解説

めんぼう【麺棒/麪棒】

生地を平らに薄く伸ばすときに用いる棒。木製やプラスチック製などがある。うどんやそばなどの麺類菓子点心の皮などを作るのに用いる。

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