麻佐岐神社(読み)まさきじんじや

日本歴史地名大系 「麻佐岐神社」の解説

麻佐岐神社
まさきじんじや

[現在地名]総社市秦

正木(まさき)山(三八一・一メートル)の山上に鎮座する。旧村社。山頂の巨岩を神体とするが、「備中誌」は天照大神を祭神とする。「延喜式」神名帳の下道郡「麻佐岐(マサキノ)神社」に比定される。「吉備温故秘録」には「山上に神殿の柱石・玉垣・鳥居等、今に存在す」とあり,「備中誌」には「山の頂に標の石有、(中略)今廃して社地のみ礎ばかり残れり、(中略)古来より霊石有、此石礎方二間位と見ゆ」と記す。末社として加茂・龍王社を載せる。天正三年(一五七五)の橋本庄十三社諸祭覚(黄薇古簡集)に「六月十八日 マサキの祭 一段かわふち畠」「十一月十七日 マサキ祭 廿代目田」とあり、当時は六月一八日と一一月一七日に祭礼が行われていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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