麻布菩薩(読み)まふぼさつ

百科事典マイペディア 「麻布菩薩」の意味・わかりやすい解説

麻布菩薩【まふぼさつ】

正倉院宝物の麻布に描かれた墨画の雲中菩薩像。力強い墨線や頭髪等に見られる濃淡墨色による量感表現奈良時代の豊かな表現力を示すと同時に,唐の影響の強さを物語るもの。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android