麿赤児(読み)まろあかじ

百科事典マイペディア 「麿赤児」の意味・わかりやすい解説

麿赤児【まろあかじ】

舞踏家俳優。本名大森宏。石川県生れ,奈良育ち。早稲田大中退。1964年唐(から)十郎の状況劇場に参加。唐の唱える〈特権的肉体論〉を体現する俳優として活躍する一方,舞踏家の土方巽師事。1972年《Dance桃杏(あんず)マシン》をもって舞踏グループ〈大駱駝艦(だいらくだかん)〉を設立。大規模な仕掛けをほどこしたスペクタクルと荒々しい踊りにより1970年代の舞踏界を牽引し,そこから北方舞踏派,山海塾,白虎社など主要な舞踏グループが生まれた。1980年代以降は欧米や香港でも公演。主な作品に《陽物神譚》《海印の馬》《五輪の書》《雨月――昇天する地獄》《死者の書》などがある。映画や舞台の俳優としても活動している。

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367日誕生日大事典 「麿赤児」の解説

麿 赤児 (まろ あかじ)

生年月日:1943年2月23日
昭和時代;平成時代の舞踏家;俳優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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