黄土地帯(読み)こうどちたい

旺文社世界史事典 三訂版 「黄土地帯」の解説

黄土地帯
こうどちたい

中国陝西 (せんせい) ・山西両省を中心とした華北一帯の乾燥地
風化した岩くずが中央アジアから風に運ばれて堆積した,灰黄色黄土と呼ばれる土壌で構成されている。黄河流域で,黄土の層は10〜100mに及ぶ。適度な雨量ならば非常に肥沃農耕に適する土質で,古くから文明が栄え,中国文明の発祥地である。

黄土地帯
おうどちたい

こうどちたい

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報