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黄賓虹 こうひんこうHuáng Bīn hóng

世界大百科事典 第2版の解説

こうひんこう【黄賓虹 Huáng Bīn hóng】

1865‐1955
中国現代の画家。名は質,賓虹は字,号は樸存。安徽省黟(い)県の人。6歳のとき倪炳烈,倪逸甫について絵を学ぶ。宋元画の本質に迫り蒼勁の中に生動感があり,高古の中に瀟々とした味わいのある山水画を得意とした。彼は西欧に留学していることから伝統の国画に洋画の感覚を加味し重厚な中に華美な絵画世界を樹立した。創作にはげむとともに貴重な美術史料の収集にも精力を注いだ。神州国光社から美術叢書,神州国光集等を刊行した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の黄賓虹の言及

【国画】より

…しかし伝統中国画にとってかわることはなかった。ようやく清末・民国期に徐悲鴻や黄賓虹等の西洋留学画家たちによって近代西洋画が移入されて以来,西洋画に対して中国本来の絵画を〈国画〉と称して伝統絵画を自覚するようになった。また平面本位の中国画に立体的な西洋画法を摂取して,中西折衷の新しい絵画を〈新国画〉もしくは〈中西画〉と称した。…

※「黄賓虹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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