黄金山(読み)こがねやま

日本歴史地名大系 「黄金山」の解説

黄金山
こがねやま

浜益町の中央にある山。標高七三九・五メートル。山容は「富士山に似たる形」(「西蝦夷地日記」文化四年九月三日条)で、浜益富士・黄金富士ともよばれている。一七九八年(寛政一〇年)の谷口青山沿岸図(市立函館図書館蔵)に「ハマ増毛」をあげて「谷ノ奥ニコカ子山ト云山突出ス、其色黒」と記される。「西蝦夷地名考」は「コガ子山」と表記し、「ハママシケ運上屋之川上にある山也。山の高さ十六七丁、浜より山下まで凡二里半ほど」とする。また「本名タヨロウシヘ、タヨロとは水木の事、ウシヘとは生てある事をいふ也。此山に水木多くある故に名とす。コガ子山とは本邦の人の名付し也」と山名の由来について記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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