浜益村(読み)はまますむら

日本歴史地名大系 「浜益村」の解説

浜益村
はまますむら

面積:三一一・一五平方キロ

明治四〇年(一九〇七)一級町村制の施行とともに浜益村と黄金こがね村が合併して成立。六大字を編成。石狩支庁管内海岸部の北端にあり、浜益郡に属する。北は留萌支庁増毛ましけ郡増毛町、南は厚田あつた厚田村、東は空知支庁樺戸かばと新十津川しんとつかわ町と石狩郡当別とうべつ町に接し、西は日本海に面する。北部は増毛山地の西端にあたり、暑寒別しよかんべつ火山群に属する雄冬おふゆ(一一九七・六メートル)浜益御殿はまますごてん(一〇三八・六メートル)・浜益岳(一二五七・七メートル)群別くんべつ(一三七六・三メートル)知来ちらい(九八八メートル)などが北端から南東に連なり、南部には濃昼ごきびる(六二一メートル)幌内ほろない(六四八・八メートル)が並ぶ。全村平地に乏しく山がちである。北部を千代志別ちよしべつ川・床丹とこたん川・ぽろ川、中央部を群別川・茂生もい川・浜益川・毘砂別びしやべつ川、南部を送毛おくりげ川・濃昼川などの小河川が流れ、日本海に注ぐ。

浜益村
はまますむら

明治三五年(一九〇二)の二級町村制施行とともに茂生もい村と群別くんべつ村が合併して成立した浜益郡の村。現村域のほぼ北半分にあたる。同四〇年に一級町村制施行とともに黄金こがね村と合併して浜益村となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報