…基音である壱越(いちこつ)の音(洋楽のd,ニ音)から八律目の音で,aの音(イ音)とほぼ同じ高さの音。雅楽でこの音を主音とする調子を黄鐘調といい,六調子の一つで律に属するとされる。なお〈こうしょう〉とよまれることもあるが,これは十二律の中国名で別音である。…
…拍に規定されたリズムで吹く合ワセ吹キと,拍に規定されないリズムのアシライ吹キがあり,四拍子(よひようし)のみの合奏には両者が用いられ,謡(うたい)の伴奏はアシライ吹キだけである。旋律の基本の地における各句の終止音が,歌口に近い指孔二つ(森田流は三つ)をおさえた音であるものを黄鐘(おうしき)調といい,これが基本であるが,歌口に最も近い1孔をおさえる盤渉(ばんしき)調の曲もある。特殊なものに双調(そうぢよう)と平調(ひようぢよう)がある。…
※「黄鐘調」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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