黒屋政彦(読み)クロヤ マサヒコ

20世紀日本人名事典 「黒屋政彦」の解説

黒屋 政彦
クロヤ マサヒコ

昭和期の細菌学者,ウイルス学者 東北大学名誉教授。



生年
明治30(1897)年1月16日

没年
昭和42(1967)年8月18日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝国大学医学部〔大正11年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和2年〕

経歴
大正11年伝染病研究所に入り、昭和4年欧米留学、13年東北帝国大学教授となり、35年退官。細菌学者、ウイルス学者として知られ、抗生物質研究は日本でのパイオニア的なもの。ウイルス学では、28年センダイウイルス発見の業績を残した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒屋政彦」の解説

黒屋政彦 くろや-まさひこ

1897-1967 昭和時代の微生物学者。
明治30年1月16日生まれ。伝染病研究所にはいり,昭和4年欧米に留学。13年東北帝大教授。28年細胞融合能力をもつセンダイウイルスを発見し,細胞遺伝学,細胞工学進歩に貢献した。抗生物質研究の先駆者でもある。昭和42年8月18日死去。70歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android