黒手縞(読み)クロテジマ

デジタル大辞泉 「黒手縞」の意味・読み・例文・類語

くろて‐じま【黒手×縞】

江戸時代に渡来した縞織物紺地に3本の赤い縦筋の縞模様がある。

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精選版 日本国語大辞典 「黒手縞」の意味・読み・例文・類語

くろて‐じま【黒手縞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くろでじま」とも ) 舶来織物。紺地に三本の赤いたて筋がはいった唐桟(とうざん)
    1. [初出の実例]「紺地に赤き三筋経の奥島を、絹局(ごふくや)にて一統黒手(クロテジマ)と云。寛文年中長崎へ黒船着岸す。制外の蛮舶ゆへ焼討被仰付、火をかけ焼沈しとなり。其時初而舶来せし島の形故、黒船手と云へるを黒手といへり」(出典随筆・東牖子(1803)二)

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