黒水村(読み)くろみずむら

日本歴史地名大系 「黒水村」の解説

黒水村
くろみずむら

[現在地名]加茂市黒水

七谷ななたに郷北西端にあり、加茂川とその支流西山にしやま川に沿う。北は狭口せばぐち村・猿毛さるげ村、南は下高柳しもたかやなぎ村・西山村。建武三年(一三三六)一二月三日の色部高長軍忠状案(色部氏文書)にみえる「黒金津保」について「越佐史料」は「黒」と「金津保」の間に「水脱カ」と注記する。

正保二年(一六四五)の村松領郷村高辻帳(加茂市史)によると、田方一八町八反余で高二七三石八斗余、畑方一五町八反余で高七〇石三斗余。正保初年の物成高を記した「初免石」(「村松小史」渡辺芳江氏蔵)では二四九石六斗余、家数五七。嘉永二年(一八四九)の七谷組役人年暦書上帳(山崎徳左氏蔵)によると、七谷組の御蔵があり、大庄屋はほぼ近世を通じて当村の山崎家が勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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