黒滝山(読み)くろたきやま

日本歴史地名大系 「黒滝山」の解説

黒滝山
くろたきやま

[現在地名]竹原市忠海町

忠海ただのうみ東北にあり、標高二六六メートルの独立峰で、北側には白滝しろたき(三四〇メートル)がある。瀬戸内海国立公園に含まれ、頂上からの芸予諸島の風光は美しい。山上には奇岩が多く、それを負って建つ堂は嘉元三年(一三〇五)建立と伝える南麓の臨済宗地蔵院の奥院で、黒滝山観音堂ともよばれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 白滝

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android