黒生野村(読み)くろうのむら

日本歴史地名大系 「黒生野村」の解説

黒生野村
くろうのむら

[現在地名]西都市黒生野

岡富おかどみ村の南に位置する。村の西、鹿野田かのだ村との境から、南東方の上田島かみたじま(現佐土原町)との境にかけて三財さんざい川が流れ、中央を米良めら街道が通る。近世領主変遷穂北ほきた村と同じ。天正一六年(一五八八)八月四日の日向国知行方目録には「拾町 黒野」とみえる。寛永一一年(一六三四)の指出(国乗遺聞)に村名がみえ高二八六石余、元禄国絵図では高三四六石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android