岩石学辞典 「黒鉛化作用」の解説 黒鉛化作用 黒鉛(graphite)は炭素の六員環が連なる層状構造の結晶であるが,面間のファン・デル・ワールス結合が弱いため完全な結晶形をとりにくい.高温で合成しても構造的に黒鉛化が進行しにくく,天然に産出する炭質物も黒鉛化が進んでいないものが多いようである. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報