鼠銑(読み)ネズミセン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「鼠銑」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐せん【鼠銑】

  1. 〘 名詞 〙 黒鉛が析出しているために破面が灰色に見える銑鉄。このうち鋳物用をねずみ鋳鉄という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「鼠銑」の意味・わかりやすい解説

鼠銑【ねずみせん】

鼠鋳鉄とも。炭素が片状の黒鉛として遊離しているため,破面がねずみ色をしている銑鉄。結晶粒が大で軟弱であるが,鋳造に適している。白銑に比べケイ素含有量は高い。→球状黒鉛鋳鉄
→関連項目銑鉄

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む