鼻高村(読み)はなだかむら

日本歴史地名大系 「鼻高村」の解説

鼻高村
はなだかむら

[現在地名]高崎市鼻高町

碓氷うすい右岸にあり、北は同川を隔てて板鼻いたはな(現安中市)藤塚ふじづか村・豊岡とよおか村、西は岩井いわい村・大谷おおや(現安中市)碓氷郡に属し、「寛文朱印留」に村名がみえ前橋藩領。寛文郷帳では田方一六七石余・畑方八二石余。江戸後期の御改革組合村高帳では四三一石余で安中藩領、家数五九。明治一〇年(一八七七)頃の家数七四、社五(北野・祖父祖母・神明二・八幡)、天台宗福泉ふくせん寺・黄檗宗少林山達磨だるま寺があり、人数三四八、牡馬三九、耕作船一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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