龍尾道(読み)たつのおのみち

精選版 日本国語大辞典 「龍尾道」の意味・読み・例文・類語

たつのお‐の‐みちたつのを‥【龍尾道】

  1. 平安京大極殿の南庭にあった龍尾壇にのぼる東西通路。りゅうびどう。
    1. [初出の実例]「とねりめすとよのあかりに月さえて宮人はしるたつのおの道」(出典:忠通集(1164頃)雑)

りゅうび‐どう‥ダウ【龍尾道】

  1. [ 一 ] 中国、唐の含元殿の前庭にあった石の歩道。その形が龍の尾のように曲がっていたところからいう。
  2. [ 二 ] 平安京大極殿の南庭(龍尾壇)にのぼる通路。たつのおのみち。りょうびどう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む