N‐オキシド(読み)エヌオキシド(英語表記)N‐oxide

世界大百科事典 第2版の解説

エヌオキシド【N‐オキシド N‐oxide】

第三アミンの窒素原子に酸素原子が結合した化合物R3N-Oをいう。一般には結晶性の化合物で,低分子量のものは非常に吸湿性があり,結晶化に際ししばしば結晶水を含む。水によく溶け,非極性の有機溶媒には溶けない。弱い基性を示し,と塩をつくる。窒素-酸素の結合は代表的な半極性結合であり,大きな双極子モーメントをもっている。窒素上の置換基炭素化合物と同様の正四面体配置をとり,それらがすべて異なる場合には光学活性体に分割できる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

カジノ解禁

石原慎太郎・東京都知事が1999年に臨海副都心のお台場への誘致を表明して以来、解禁論が何度も浮上してきた。カジノは刑法で禁止されているが、地方自治体には観光活性化や地域振興のために認めるべきだとの声が...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android