おせせの蒲焼き(読み)オセセノカバヤキ

デジタル大辞泉 「おせせの蒲焼き」の意味・読み・例文・類語

おせせの蒲焼かばや

(「世話を焼く」を「蒲焼き」にかけて)いらぬ世話を焼くこと。よけいなおせっかい。大きなお世話。
「いらぬ―やい」〈滑・浮世床・初〉
[類語]大きな御世話大きに御世話御茶でもあがれ余計な御世話

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精選版 日本国語大辞典 「おせせの蒲焼き」の意味・読み・例文・類語

おせせ の 蒲焼(かばやき)

  1. ( 「世話を焼く」を「蒲焼」にかけて ) 余計な世話をやくこと。大きなお世話。いらぬおせせの蒲焼。いらぬ御世話の蒲焼。
    1. [初出の実例]「『サッサヲセヲセ、おせせのかば焼』」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)一)

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