おせせの蒲焼(読み)おせせのかばやき

精選版 日本国語大辞典 「おせせの蒲焼」の意味・読み・例文・類語

おせせ の 蒲焼(かばやき)

  1. ( 「世話を焼く」を「蒲焼」にかけて ) 余計な世話をやくこと。大きなお世話。いらぬおせせの蒲焼。いらぬ御世話の蒲焼。
    1. [初出の実例]「『サッサヲセヲセ、おせせのかば焼』」(出典:談義本・風流志道軒伝(1763)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android