フランシス・ハリー・コンプトン クリック(英語表記)Francis Harry Compton Crick

20世紀西洋人名事典 の解説

フランシス・ハリー・コンプトン クリック
Francis Harry Compton Crick


1916.6.8 -
英国分子生物学者。
王立協会会員。
ノーザンプトン生まれ。
ケンブリツジ大学キャベンディシュ研究所でらせん状タンパク質構造を研究中、ワトソンと出会う。1953年ワトソンと協力してDNAの2重らせん模型を確立する。その業績でワトソン、ウィルキンソンズとともにノーベル生理学・医学賞を受賞する。’59年王立協会会員。’62年ケンブリッジ大医学研究会議分子生物学研究所員。遺伝情報単位の非重複三連子説、タンパク質合成時のアダプター仮説を多く提出し分子生物学の発展に寄与する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 の解説

フランシス・ハリー・コンプトン クリック

生年月日:1916年6月8日
イギリスの生化学者
2004年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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