マチュー アマルリック(英語表記)Mathieu Amalric

現代外国人名録2016 「マチュー アマルリック」の解説

マチュー アマルリック
Mathieu Amalric

職業・肩書
俳優,映画監督

国籍
フランス

生年月日
1965年

出生地
ヌイイ・シュル・セーヌ

受賞
カンヌ国際映画祭最優秀監督賞(第63回)〔2010年〕「さすらいの女神たち」

経歴
リベラシオン紙の社会部記者だった父の仕事の関係でワシントンD.C.やグルジア(現・ジョージア)などで少年時代を送る。1984年オタール・イオセリアーニ監督の「Les Favoris de la lune」で俳優デビューし、これを機に映画に魅せられ、シネマテーク通いをするかたわら、’90年に短編「Snas rire」を撮る。監督志望だったが、デプルシャンの「歩哨」に端役出演したのをきっかけに同監督の「そして僕は恋をする」(’96年)の主演に選ばれる。’97年「Mange ta soup(スープをお飲み)」で映画初監督。2010年長編監督4作目の「さすらいの女神たち」(主演も)でカンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞。他の出演作に「溺れゆく女」(’98年)、「キングス&クイーン」(2004年)、「ミュンヘン」(2005年)、「潜水服は蝶の夢を見る」(2007年)、「007/慰めの報酬」(2008年)、「クリスマス・ストーリー」(2008年)など。1996年秋、大阪ヨーロッパ映画祭のため初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android