上河原崎村(読み)かみかわらざきむら

日本歴史地名大系 「上河原崎村」の解説

上河原崎村
かみかわらざきむら

[現在地名]谷田部町上河原崎

中別府なかべつぷ村東南に所在。文禄四年(一五九五)の中務大輔当知行目録(秋田県立図書館蔵)に「四百仁石八斗壱升九合五勺 かわら崎」とあり、下河原崎村とともに佐竹(東)義久領であった。江戸時代には旗本菅谷氏の知行地となって廃藩置県に及び、「各村旧高簿」によれば明治元年(一八六八)には菅谷平八郎の知行地で村高二一一・五三五石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android