下今任村(読み)しもいまとうむら

日本歴史地名大系 「下今任村」の解説

下今任村
しもいまとうむら

[現在地名]大任町今任原いまとうばる

南西部を彦山川北西流し、西は伊加利いかり(現田川市)。東に染亀そめがめ峠がある。上今任村とともに中世は今任(今任村)のうちに含まれた。元和八年人畜改帳でも「今任村」とみえ、高一千三八八石余、家数一三八・人数三五〇(うち百姓二二・名子三六・鍛冶一)、牛三八・馬二八。正保国絵図でも「今任」とみえるが、元禄国絵図では上今任村・下今任村に分村している。郷村高帳では高八二四石余、うち新田高一四三石余。旧高旧領取調帳では高九二五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android