下大夫(読み)げだゆう

精選版 日本国語大辞典 「下大夫」の意味・読み・例文・類語

げ‐だゆう‥ダイフ【下大夫】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府直臣のうち寄合(よりあい)両番書院番小姓組番)以上および千石以上の武士総称中大夫(高家衆、交替寄合)または上士(両番以下、千石以下百石以上)に対する語。明治二年(一八六九)、これらの名称は廃され、下大夫に属するものなどは士族と改められた。〔族祿処分録(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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