下当間村(読み)しもどうまむら

日本歴史地名大系 「下当間村」の解説

下当間村
しもどうまむら

[現在地名]藤枝市下当間

益津ましづ郡に属し、志太しだ郡上当間村の北に位置する。西境から北境を葉梨はなし川が東流し、村の北東端で朝比奈あさひな川に合流する。応永九年(一四〇二)六月六日の管領畠山基国奉書(美吉文書)下当馬しもどうま郷とみえる(→益頭庄。永禄一二年(一五六九)正月一八日の臨済寺領・天沢寺領等書立土代(臨済寺文書)によると、下当馬内の五〇石分が今川義元の菩提寺である天沢てんたく(現静岡市)領となっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android