佐野理八(読み)さの りはち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐野理八」の解説

佐野理八 さの-りはち

1844-1915 明治時代の製糸業者。
天保(てんぽう)15年2月15日生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の生糸商外村(とのむら)家につかえ,のち小野組にはいる。明治5年奥羽の総支配人となり,6年福島県二本松製糸場長。小野組解散後の9年改良生糸をアメリカ輸出。18年宮城県金山に佐野製糸場を設立した。大正4年8月14日死去。72歳。近江出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android