叡察(読み)えいさつ

精選版 日本国語大辞典 「叡察」の意味・読み・例文・類語

えい‐さつ【叡察】

  1. 〘 名詞 〙 天子上皇のお察し。
    1. [初出の実例]「皇化の大聖をめぐらして叡察をくだしましますべし」(出典:文机談(1283頃)三)
    2. 「其も叶はぬ折節の憂さ豈叡察(エイサツ)なからんや」(出典太平記(14C後)三〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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