吉田辰造(2代)(読み)よしだ たつぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田辰造(2代)」の解説

吉田辰造(2代) よしだ-たつぞう

?-? 江戸時代後期の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い
幼時から父の2代吉田辰五郎について修業し,文政6年(1823)2代辰造を襲名天保(てんぽう)の初め立者(たてもの),天保15年の父の死去後は跡をついで女方遣いの大立者となる。嘉永(かえい)5,6年(1852,53)ごろ死去。前名は吉田福次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android