呼申(読み)よびましゃ

精選版 日本国語大辞典 「呼申」の意味・読み・例文・類語

よび‐ましゃ【呼申】

  1. 〘 連語 〙 ( 「呼び申せ」の変化したもの ) 近世遊里で、揚屋女郎起床帰宅を促す時に、唱える声。
    1. [初出の実例]「ささもよき程に飲なし、よびましゃといふ声も更に聞いれず」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)六)

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