大世古町・南之世古町(読み)おおぜこまち・みなみのせこまち

日本歴史地名大系 「大世古町・南之世古町」の解説

大世古町・南之世古町
おおぜこまち・みなみのせこまち

[現在地名]津市東丸之内ひがしまるのうち

うお町筋で北よりくら町・魚町・南之世古町・大世古町・山之世古やまのせこ町と続く町人町

寛永元年(一六二四)の津町二二町のなかに「大せこ」と「南せこ」があり、同一二年の津町三一町には「大世古」「南の世古」のほか「山之世古」がある。大世古・南之世古・山之世古町は関係が深く、寛文一〇年(一六七〇)には三町兼務の町名主として藤四郎が任命されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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