天慮(読み)テンリョ

デジタル大辞泉 「天慮」の意味・読み・例文・類語

てん‐りょ【天慮】

天皇の考え。叡慮えいりょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「天慮」の意味・読み・例文・類語

てん‐りょ【天慮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 天子のおぼし召し。天皇のお考え。神慮叡慮
    1. [初出の実例]「相模入道も、さすが天慮其の憚り有りけるにや」(出典:太平記(14C後)一)
  3. 神のおぼしめし。
    1. [初出の実例]「心清きあにまには 何たる所よりも天慮に叶ひ」(出典:ぎやどぺかどる(1599)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android