帆別役銭(読み)ほべつやくせん

精選版 日本国語大辞典 「帆別役銭」の意味・読み・例文・類語

ほべつ‐やくせん【帆別役銭】

  1. 〘 名詞 〙 港湾に停泊する船に対して課する税金。その船の帆一反につき何銭という割合で徴収し、港湾の整備などにあてるもの。帆別銀。帆別銭。帆別。帆役
    1. [初出の実例]「右帆別役銭之儀は、已前は御上洛入用等に相用申候儀も控に相見申候」(出典:大湊由緒書(1726))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android