御薬金次郎(読み)おくすり きんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「御薬金次郎」の解説

御薬金次郎 おくすり-きんじろう

1791-1835 江戸時代後期の流人
寛政3年生まれ。江戸神田の薬商であったが,罪により八丈島に流刑となる。天保(てんぽう)6年島役人の留守宅を占拠して暴力をはたらき,捕り方に包囲されると,同年9月19日火をはなって,みずからも焼死した。45歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android