愛す(読み)かなしくす

精選版 日本国語大辞典 「愛す」の意味・読み・例文・類語

かなしく【愛】 す

大和(947‐957頃)二条家本付載「近くをだにはなたず父母のかなしくする人なりければ」

かなしゅう【愛】 す

(「かなしくす」の変化した語) かわいがる。いとおしむ。
伊勢物語(10C前)八四「ひとつ子にさへありければ、いとかなしうし給ひけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「愛す」の意味・読み・例文・類語

あい・す【愛す】

[動サ五]あいする」(サ変)の五段化。「―・さずにはいられない」
[可能]あいせる
[動サ変]あいする」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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