摺り物絵(読み)スリモノエ

デジタル大辞泉 「摺り物絵」の意味・読み・例文・類語

すりもの‐え〔‐ヱ〕【×摺り物絵】

江戸時代、暦・狂歌俳句などに絵を加えて一枚摺りにしたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「摺り物絵」の意味・読み・例文・類語

すりもの‐え‥ヱ【摺物絵】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、暦、狂歌、俳諧などに絵を加えて板刻した一枚摺りのもの。文化・文政(一八〇四‐三〇)の頃、特に流行した。すりもの。
    1. [初出の実例]「本郷の一侠客たり、摺物画、花鳥の団扇画等を出せり」(出典:随筆・増補浮世絵類考(1844)泉守一)

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