東の市司(読み)ひがしのいちのつかさ

精選版 日本国語大辞典 「東の市司」の意味・読み・例文・類語

ひがし【東】 の 市司(いちのつかさ)

  1. 令制で、平城京平安京などの東市管理・監督する官司値段度量衡などの不正がなく、市が円滑に運営されるようにとりはからった。左京職に属し、正(かみ)、佑(じょう)令史(さかん)ほか価長などの職員が置かれた。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android