日本歴史地名大系 「東市」の解説
東市
ひがしのいち
延暦一三年(七九四)の平安京開設とともに、
市を監督する市司の役割を「職員令」は「掌、財貨交易、器物真偽、度量転重、売買估価、禁察非違事」とする。
東市
ひがしのいち
豊田平野の北東部やや中央寄りで
平安時代末期に豪族豊田氏は、豊田平野の南東部山間の
東市の名の由来を「地下上申」は「最初ひがし市有之たる時分に、西に市出来仕候故西市と相定、夫已来東市・西市と申ならはしたると申伝候」と記す。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報