柿岡村(読み)かきおかむら

日本歴史地名大系 「柿岡村」の解説

柿岡村
かきおかむら

[現在地名]八郷町柿岡

山根やまね盆地のほぼ中央、恋瀬こいせ川と小倉おぐら川に挟まれた東西に延びる台地上にあり、東は浦須うらす村、北は八重長堀やえながほり村、西は小屋こや村。弘安大田文に北郡として「柿岡三丁九段」「田子共四十四丁五段大」とあり、田子共は村内の高友たかともに比定される(新編常陸国誌)。また永享六年(一四三四)八月七日の役夫工米大使一志文世安堵状(税所文書)にも柿岡郷の名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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