桐谷 天香(読み)キリヤ テンコウ

20世紀日本人名事典 「桐谷 天香」の解説

桐谷 天香
キリヤ テンコウ

大正・昭和期の日本画家,染色家



生年
明治29(1896)年

没年
昭和4(1929)年1月29日

出生地
東京市

出身地
新潟県

本名
桐谷 かつら

経歴
日本画家・桐谷洗鱗の妹で、鈴木華邨の門に入り日本画を学ぶ。大正15年兄と共に欧米旅行。帰国後、東京の武蔵野高等女学校で教鞭を執る傍ら、天香更紗を考案製作に努める。昭和2年帝展美術工芸部で壁掛け「林間静遊」が入選した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桐谷 天香」の解説

桐谷天香 きりや-てんこう

1896-1929 大正-昭和時代前期の染色家。
明治29年生まれ。日本画家桐谷洗鱗(せんりん)の妹。大正15年に兄とともに欧米を旅行。帰国後東京の武蔵野(むさしの)高女につとめるかたわら,天香更紗(サラサ)を考案。昭和2年帝展美術工芸部で壁掛け「林間静遊」が入選した。昭和4年1月29日死去。34歳。新潟県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android