梅花貝(読み)うめのはながい

精選版 日本国語大辞典 「梅花貝」の意味・読み・例文・類語

うめのはな‐がい‥がひ【梅花貝】

  1. 〘 名詞 〙 ツキガイ科の小さな二枚貝。殻長約七ミリメートルで梅の花弁に似ている。表面白色または淡黄色。北海道南部の水深約三〇メートルまでの内湾の砂泥地にすむ。
    1. [初出の実例]「貝は うつせ貝。蛤。いみじうちひさきむめのはながひ」(出典:枕草子(10C終)補遺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「梅花貝」の解説

梅花貝 (ウメノハナガイ)

学名Pillucina pisidium
動物。ツキガイ科の二枚貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android