減大升(読み)げんだいしょう

精選版 日本国語大辞典 「減大升」の意味・読み・例文・類語

げん‐だいしょう【減大升】

  1. 〘 名詞 〙 律令制以前の米の量の単位。方五尺高麗尺)の田からとれる米の量。律令制の大升(だいしょう)に相当。現在の枡(ます)の約四合。→大升
    1. [初出の実例]「慶雲三年格曰、准令以大方五尺歩、歩内得米一升〈此升称減大升〉三百六十歩為段者」(出典政事要略(1002頃)五三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android