灑兵(読み)さいへい

普及版 字通 「灑兵」の読み・字形・画数・意味

【灑兵】さいへい

武器を洗う。戦いをやめる。〔説苑権謀〕武王紂(ちう)を伐つ。~戎の隧に至りて、大風、旆(はた)を折る。散宜生諫めて曰く、此れ其れ妖なるかと。武王曰く、非なり。天、兵をすなりと。風霽(は)れて乘ずるに大雨を以てす。~散宜生諫めて曰く、此れ其れ妖なるかと。武王曰く、非なり。天、兵を灑(あら)ふなりと。

字通「灑」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android