無変態(読み)ムヘンタイ

デジタル大辞泉 「無変態」の意味・読み・例文・類語

む‐へんたい【無変態】

昆虫変態の一型。成長過程でほとんど形態が変化せず、脱皮を繰り返すことで大きくなる。シミイシノミなどにみられる。→完全変態不完全変態

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無変態」の意味・わかりやすい解説

無変態
むへんたい

不変態」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の無変態の言及

【変態】より


[昆虫]
 陸生無脊椎動物の変態は昆虫で詳しく調べられてきた。無翅(むし)類を昆虫に含めるか否かはさておき,昆虫の変態は便宜的に,無変態(不変態,上変態)ametaboly,不完全変態hemimetaboly,完全変態holometabolyに大別される。(1)無変態 無変態昆虫には無翅亜綱のトビムシ目(トビムシ),原尾目(カマアシムシ),コムシ目(コムシ),シミ目(シミ)があり,外部生殖器以外は体形に変化なく成虫となる。…

※「無変態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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