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イシノミ

百科事典マイペディアの解説

イシノミ

イシノミ目イシノミ科の昆虫の総称。原始的な昆虫で無翅,無変態体長14mm内外,一面に暗灰色の鱗片でおおわれる。日本全土に分布。薄暗い森林中の倒木や岩石上などにすむ。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イシノミ
いしのみ / 石蚤
bristle-tail
[学]Pedetontus nipponicus

昆虫綱シミ目イシノミ科に属する昆虫。分類学上の目の階級を総尾目とすることもある。本州に分布し、主として低山のコケで覆われた岩や樹幹、落葉中に生息し、人が近づくと敏捷(びんしょう)に跳びはねて逃げる。体長は雌15ミリメートル、雄11ミリメートル内外で、体表は鱗(うろこ)で覆われる。鱗は灰色をはじめ、灰白、黒褐、暗緑などの色をし、個体差もある。体長より長い触角や中央尾毛をもち、尾毛の左右にある尾角は尾毛の約半分の長さである。体に触れると鱗はすぐ剥(は)がれる。和名は、石の上などで跳んだりするところから、有翅(ゆうし)昆虫類のノミになぞらえてつけられたものである。[山崎柄根]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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